寝室に置くテレビ台を選ぶ際のポイント
「寝室にテレビを置きたいけれど、どんなテレビ台を選べばいいかわからない」とお悩みの方は、以下のポイントを参考にテレビ台を探してみましょう。まずは、寝室に設置するテレビ台選びのポイントを解説します。
寝室の雰囲気に合わせてデザインを選ぶ
テレビ台を設置する際は、寝室のインテリアに合わせたものを選ぶことがポイントです。部屋の雰囲気やベッドの色合いなどを考慮して、相性の良いデザインを探しましょう。
たとえば、明るい印象のベッドルームにしたい場合、北欧風インテリアで統一することがおすすめです。ナチュラル色やホワイト色を選ぶとの暖かみが感じられ雰囲気にマッチするでしょう。
スタイリッシュでモダンな寝室を目指すなら、ホワイトやブラックのモノトーンのアイテムを揃えることもおすすめです。重厚感のある落ち着いた寝室が好みの場合、ダークブラウンなどの濃いめの色味で統一すると良いでしょう。
テレビ台の用途や寝室の広さに合わせたサイズを選ぶ
テレビ台に小物も収納したい場合は、収納付きのテレビ台が適しています。圧迫感のある寝室にしたくない場合、コンパクトなサイズを選びましょう。小さめでもテレビの重量をしっかりと支えられる頑丈な製品を購入することが大切です。
寝室にゆとりがある場合は、自分の好みに合わせた大きさを選びます。収納家具として活用したいのであれば、壁面収納タイプの大型シェルフを選ぶことも一つの手です。
テレビを見る目線の高さに注意して選ぶ
テレビ台の高さによって、テレビを見るときの目線の位置が変わってきます。ベッドや布団に寝転びながらテレビを見たい方は、寝具の高さに合わせてテレビ台を選ぶことが大切です。テレビ台が高すぎても低すぎても見づらいため気をつけましょう。
基本的に、テレビの中心を見た際に目線がやや下がる程度の高さに調節することがポイントです。また、ベッドからの距離にも気をつけましょう。大画面のテレビの場合、ベッドサイドに置くと目線が高くなりすぎる可能性があります。大きなテレビはベッドから離れた位置に置くことがおすすめです。難しい場合は小さめのテレビを選びましょう。
寝室にテレビ台を置くメリットや注意点と改善策
寝室にテレビ台を設置すると、くつろぎながらテレビを楽しむことができます。一方、寝室ならではの注意点もあるため、設置の際には配慮が必要です。寝室にテレビ台を置くメリットや注意点、改善策を確認してみましょう。
メリット
リビングなどにテレビがある場合はイスやソファに座って視聴することになりますが、長く同じ姿勢でいると体に負担がかかってしまうことがあります。寝室にテレビ台を置くと、ベッドでくつろぎながらリラックスした体勢でテレビを楽しめることがメリットです。加えて、寝室にもう一つテレビがあることで家族とチャンネル争いをせずに済むでしょう。
また、指定した時刻になると電源が付くタイマー機能を備えたテレビなら、目覚まし時計の代わりとして活用できることも。BGM代わりに好きな番組を流しておくこともできます。
注意点と改善策
テレビ台は十分なスペースがある場所に設置する必要があります。狭い場所に無理やりテレビ台を置いてしまうと不安定になりやすく、テレビの落下や転倒の恐れがあるためです。ただ、寝室の広さによってはテレビ台を置けるスペースが限られてしまうこともあります。設置する場所の寸法に合わせ、横幅や奥行きのスリムなテレビ台を選びましょう。横幅を調節できる伸縮タイプのテレビ台もあります。少しでもスペースを確保するための工夫として、スタンドタイプやコーナータイプのテレビ台を選ぶのもおすすめです。
また、寝室では布団やマットレスなどからホコリが舞い、お部屋の中の家具に付いてしまいやすいことが難点です。テレビ台にもホコリが付着してしまうため、掃除しやすいタイプを選ぶことがおすすめです。引き出しや扉付きのタイプであれば、AV機器やゲーム機などをホコリから守りながら収納できるでしょう。さらに、脚付きのタイプならテレビ台の下を簡単に掃除できます。ただ、コンセントの位置によってはコードが目立ってしまうことがあるので、配線を隠す工夫が必要です。
テレビ台の種類
テレビ台には多彩な種類があり、それぞれ違った特徴を持ちます。ご自宅の寝室に合うテレビ台を選ぶために、主な種類をチェックしておきましょう。
ロータイプ
高さが低めのテレビボードです。背の低い家具は視界が広くなるため、圧迫感が少ない印象になりやすいことがメリット。ローベッドとの相性も良いでしょう。和室で布団を敷いて寝る場合も、低めのテレビ台を使用することがおすすめです。
ロータイプのテレビ台は目線が低くなりやすいため、ベッドの高さとのバランスに注意が必要です。購入する前に、設置したときの目線の高さをシミュレーションして、どの程度のサイズのテレビ台を選べば良いかを確かめておきましょう。
ハイタイプ
高さのあるタイプのテレビボードです。ロータイプと比べると、収納付きの商品が多く見られます。寝室の収納スペースを増やしたい場合も、ハイタイプを検討してみましょう。
製品によって、天板の上に何もないシンプルなキャビネットのようなタイプもあれば、テレビの上下左右に収納が付く壁面収納タイプなどがあります。テレビを置いたときの目線の高さは商品によって異なるので、しっかりと確認した上で選びましょう。
特徴的なテレビ台のタイプ
・コーナータイプ
コーナータイプは、部屋の角に置きやすい形状のテレビボードです。部屋の角にピッタリつけられるので、テレビ台に奥行きが生まれやすく、テレビも安定しやすいことが特徴です。デッドスペースを活かせることも大きな魅力。窓や扉などをふさがずにテレビを設置することもできます。狭い寝室でもテレビとの距離をつくりやすく、幅広い角度から画面を見ることができるでしょう。
・スタンド・壁掛けタイプ
自立式のスタンドタイプや壁掛けタイプは基本的に収納がなく、ラックやキャビネット型のテレビ台と比べて省スペースで設置できます。壁に穴をあけることなく、壁掛け風に設置することも可能です。壁寄せで設置できるタイプなら、無駄な空間を作らずすっきりと見せられます。何段階かで高さ調節ができるタイプや向きを変えられるタイプもあり、好きな位置に調整しやすいのもメリットです。ただし、収納力が欲しい場合は収納棚付きのテレビ台を検討しましょう。