ベージュやオフホワイトを用い、家具をナチュラルな色味で統一してやわらかいほっこりした印象のお部屋をイメージ。 ワンルームなので家具の配置にもこだわり、手前側に活動スペースとなるリビング、奥側にリラックススペースとなるベッドルームを設け、収納棚で空間をさりげなく区切っています。 壁で区切るのではなく、家具の配置によって意図的に空間を分けることを“ゾーニング”といい、ワンルームでも生活にメリハリをつけたい人におすすめのコーディネート手法です。
8畳で出来るベージュ×オフホワイトのナチュラル北欧風ワンルーム
コーディネートポイント

8畳ワンルームで北欧風コーディネートを楽しむ
どの世代にも人気の北欧風インテリアですが、ワンルームでも十分に楽しむことができます。室内全体の主要カラーやインテリア小物を少しだけ工夫すれば、室内が一気に北欧風の空間になります。一度お試しください。

適度に向こう側が見える工夫を
ゾーニングの方法にも色々ありますが、今回はステップシェルフを用いています。向こう側が見えない収納棚や本棚などで完全に空間を遮断する方法もありますが、ワンルームで行うと圧迫感が生まれ、通常よりもお部屋が狭く感じてしまいます。今回用いたステップシェルフは適度に向こうの空間を視認できるので、空間を分けても狭く感じにくくなっています。

ファブリックや木製家具の色味は合わせる
ソファの張地やカーテンなど、面積の広いファブリックの色味を統一することで、お部屋に統一感とこなれ感を演出できます。また、木製家具同士の色味もできるだけ統一する方がおすすめです。可能であれば、フローリングの色味も考慮して合わせると◎です。

部屋全体のテーマカラーを定める
インテリアコーディネートでは色選びも重要なポイントとなります。ベースカラーとアソートカラー(メインカラー)、アクセントカラーの3種類を決めておき、それぞれ7:2.5:0.5の割合でカラーコーディネートを考えていくことが基本です。この部屋はベースカラーは木のナチュラル、アソートカラーはホワイト、アクセントカラーはブラウンになっています。
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- 監修 /前田
- マーチャンダイザー

- インテリア監修 /平野
- インテリアコーディネーター

- 執筆者 /暮らしのデザイン編集部
- クリエイティブディレクター